

| ハイブリッド開催(録画視聴あり)申込peatix | 2026/04/08 | 19:30-21:30 |
組織開発の現場で「まずは傾聴が大事」という言葉を疑う人は少ないでしょう。
しかし――相手の話を丁寧に聴き、理解に努めるだけで、本当に組織や人は「変容」するのでしょうか?
ゲシュタルト療法の視点から言えば、単なる受容的な傾聴だけでは不十分です。
相手を理解しようとすることは、時に相手を「分析対象」として遠ざけ、安全な場所から眺めることになりかねません。真の変容は、支援者が「理解」という盾を捨て、一人の人間としてクライアントの前に立ち、自らの感覚をぶつけ合う「接触」の瞬間にこそ生まれます。
第16回ゲシュタルト療法研究部会では、カウンセリングの祖カール・ロジャースの「傾聴」を理解した上で、あえてその先にある「ゲシュタルト療法的な関わり」との決定的な違いを浮き彫りにします。
伝説的な映像『グロリアと3人のセラピスト』を題材に、優しく包み込むロジャースと、逃げ場を許さず今この瞬間の接触を迫るパールズ。この対極的なアプローチを比較し、OD実践者としての「あり方」を根底から問い直します。
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■セミナー概要
「傾聴」は対話の基礎ですが、それだけではクライアントとの関係で打破できない「停滞(インパス)」が必ず訪れます。
本セミナーのゴールは、ロジャースを学ぶことではありません。ロジャースが提唱した「共感的理解」の構造を知った上で、なぜゲシュタルト療法は「言い換え」をせず、あえて「リスクを取って自分をさらけ出す」のかを理解することにあります。
ファシリテーターが自らの身体感覚を信じ、目の前の相手にどう響いているかを「ぶつける」こと。その生々しいやり取りが、いかにしてクライアントの自己責任と自律性を呼び覚ますのか。そのメカニズムを理論と映像から探求します。
■このセミナーで得られる3つの学び
1.「理解」という安全地帯から抜け出す覚悟を知る
相手の話を整理し、理解しようとする態度の限界を学びます。支援者が「正しい理解者」であろうとすることを手放したとき、初めて生まれる「真のコンタクト」の本質を理解します。
2. 映像比較で知る「受容」と「コンタクト」のダイナミズム
ロジャースの「傾聴」と、パールズの「今、ここでの接触」。映像を通して、それぞれのスタイルがクライアントにどのような影響を与えるのかを体感します。ゲシュタルト療法がなぜ「身体で受け止める」ことを重視するのか、その理由を解き明かします。
3. OD現場での「Use of Self(自分を道具として使う)」を再定義する
単なる聞き役ではなく、組織のエネルギーに対してファシリテーターがどう感じているかを表明する「リスクを取る関わり」を考察します。面談やワークショップで、いつ「傾聴」を止め、いつ「ぶつかり合う関係」に踏み出すべきかのヒントを得られます。
大槻貴志| セミナー料金 | ODNJ会員/1,000円 非会員/1,200円 |
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| 定員 | リアル参加8名程度 オンライン参加制限無し |
| 会場 | 企画経営アカデミーセミナールーム |
| 受付時間 | 19:15 |
| 対象 | * 社内における組織の問題を解決したいと思っている方、している方 * 組織開発コンサルタントとしての仕事をされている方 * 組織開発のトレーニングを受けたことがある方 * ゲシュタルト療法を組織開発にどう応用するのか、ディスカッションする時間などありますので、組織開発に関する最低限の知識と経験は必要となります。 |
| 備考 | オンライン配信ツールはマイクロソフト社のTeamsを使用します。 |
| キャンセル規定 |