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『社員の意識を変える心理療法のアプローチ』
〜自律型人材を育成し、企業にイノベーションを起こす〜
開催予定の日程一覧
オンライン開催2022/05/24 13:00-16:00
2022/05/31 13:00-16:00
セミナー概要

「社員の意識が変わり、より積極的に挑戦する人材になって欲しい」と願っている企業は数多くある
でしょう。それはビジネスコーチ社のアンケート結果からも出ています。

ビジネスコーチ社の調べによりますと、人事部にとっての一番の課題は自律型人材の育成となっているそうです。課題になっているということは、自律型人材を育成しようとしていて、できていない企業が多いというわけです。

私は、20年以上前から学生に企画やリーダーシップを教える塾を通して、自律的に社会で活躍できる人材を育ててきました。
その成果は目覚ましく、起業家としての成功者だけでなく、一部上場企業において20代で新規事業の責任者に抜擢されたり、30代で部長クラスになる人材を何人も輩出してきました。

彼ら自身が優秀だったということもありますが、トレーニングを受けていない他の社員との差が目立ち、早くから活躍することができたのだと私は思っています。それだけ、自律型人材に関するトレーニングを受けるか、受けないのか、というのは競争力に関わる要素となります。

ところで、自律的に課題を発見し、変革を起こし、企業に成長をもたらす人材を私はイノベーション脳の持ち主と言っています。自律型人材の育成にあたって、どの企業も苦労している理由は知識やスキルの習得だけでは、脳がイノベーション脳に変わらないからです。

社員の意識を変えるには、考え方や認識を変えることができる心理療法からのアプローチが必要となります。

心理療法と聞くと「?」と思う方もいると思いますが、昨今誰もが知っている「心理的安全性」は、まさに心理療法の現場で使われているアプローチの一つです。

今まで、心理療法のアプローチがビジネスの世界に入ることはあまりありませんでしたが、もはや心理療法なしに、心理的安全性もイノベーションも起こせない世界になっています。

ただ、心理療法だけ扱うと非常にマニアックな世界になってしまいますので、このセミナーでは自律型人材を育成するために、どのような環境を作り、どのようなアプローチをとったらいいのか、2つの視点で解説したいと思います。

具体的内容
<Day1> 上司、経営層を巻き込む(環境を作る)

自律型人材の育成にあたって一番のカギとなるのが、自律型人材を求めている上司や経営層をどれだけ
巻き込めるかということです。

自律型人材が増えるということは、組織じたいが自律型組織に変化するということなのです。ところが、
経営層は社員の変化だけ求めていて、自身の変化を意識できていないのが実情です。

そのため、自律型人材の育成を始めても、組織が変わらないために定着しないという悪循環に陥って
しまいます。

第一部では、世界の潮流となってきている自律型組織のメリットとデメリット、自律型人材が
組織に与える効果について解説をし、経営視点で自律型人材について理解できるように
なっていただきます。
結果として上司を巻き込み、自律型人材が育つ環境を社内に作れるようになります。


<Day2> 社員を自律的人材に変える(働きかけをする)

第二部では、自律型人材として目指すべきイノベーション脳についての解説と、社員の脳を
どのようにしたらイノベーション脳に変えられるのかお伝えします。

「自ら課題を発見し、改善提案を企画し、リーダーシップを発揮して周囲を巻き込み実行する」
自律型人材に必須となるイノベーション脳を身につけると、このような行動を率先して行えるよう
になります。

社員がこちらの思い通りに変わってくれればいいのですが、現実はなかなかそうはいきません。

「社員にメッセージを送っても響かない」「研修を受けさせても変化が起きない」等々。
社員に変化を求める企業において、社員が変わらないことは頭痛のタネになっているはずです。

残念ながら人は「変われ」では変わりません。
本人が「変わりたい」と思わなければ変わらないのです。
では、「変わりたい」とするにはどうしたらいいのでしょうか。

心理的安全性やポジティブ心理学の研究で分かっているのは、自分がありのままの自分でいいという
感覚を持つと、人が次への成長へと向かうことです。

第二部ではこれら、人が変化するメカニズムについて心理療法の観点から解説をします。どのような
アプローチをすると、社員に変化をもたらすことができるのか、理解が深まるはずです。



※プログラム内容は、予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
こんな人におすすめ
・企業を変⾰させるイノベーションの起こし⽅が分かる
・急激な変化にも対応できる⼈材育成、組織のあり⽅が⾒えて来る
・新規事業を担う⼈材をどのようにしたら発掘できて、育てられるのかが分かる
・急激な外部環境の変化が起きても耐えられる企業になるためのヒントが得られる
お申し込みにあたり、ご留意いただきたいこと
Zoomによるオンライン開催となります 
講師プロフィール
大槻 貴志
企画経営アカデミー株式会社代表取締役 ゲシュタルト療法士(ゲシュタルト療法学会評議員) U25スタートアップ起業塾塾長 起業支援プラットフォーム「DREAM GATE」認定アドバイザー
・ 1991年 早稲田大学入学
・ 1995年 キヤノン株式会社入社
・ 1999年 キヤノン株式会社退社
・ 1999年 イベントプロデューサー業を開始
・ 2002年 ピクセルクラフト社設立
・ 2003年 私塾、企画塾を開始
・ 2008年 企画経営アカデミー社設立
・ 2014年 ゲシュタルト療法修了
▶経歴
1995年にキヤノンに入社。工場経営者育成コースに配属され、3年間リーダーシップに関するトレーニングを受ける。
2002年にITベンチャー、「ピクセルクラフト社」を設立。資生堂、ソニー、パイオニアやセガといった大企業と直取引でコンサルティングやデジタルコンテンツを提供できるところまで成長。しかしながら10年目にワンマン経営から組織崩壊を起こし赤字に転落。企業における組織作りの大事さに気づく。
IT業と並行して立ち上げた私塾からは、日経ビジネスに取り上げられる起業家など、シリコンバレーはじめ国内外で活躍する起業家を輩出する。30代で上場企業の部長に就任したり、新規事業を任される卒業生も多数現れ、塾の成果を実感する。
2008年に塾で得た知見を元に企画経営アカデミーを設立し、本格的に新規事業の支援事業を始める。個人支援では現在までに3,000人以上の起業志望者と会い、300人以上の支援を実施。
法人向けには組織開発のサービスを実施。組織が変わらなければ新規事業は生まれないという理念のもと、単なる新規事業のコンサルティングではなく、人材開発を通した新規事業の支援を行っている。

▶メディア掲載実績
@人事
・すべてのベースにあるのは「対話」であって「交渉」ではない
 https://at-jinji.jp/blog/7284/
・既存の「人事部」からの脱却。CHROの確立が企業の経営戦略を推進する
 https://at-jinji.jp/blog/6501/
・成長する企業と成長できない企業の人財の差は何か
 https://at-jinji.jp/blog/10450/

BRAND THINKINGブランド脳を鍛えよう
・組織崩壊から見えてきた、心からやりたいと思えるビジョン
 https://brandthinking.net/published/1125
・自律型組織には、まず経営陣が建前をやめて、本音を言い合うこと
 https://brandthinking.net/published/1134
・経営者自身が、理念を自分の言葉で語れているか。
 https://brandthinking.net/published/1139
・一貫性のある組織の成否は、採用から始まっている。
 https://brandthinking.net/published/1142"

▶出版実績
・マネして完成!事業計画書(技術評論社)
・まずは1人で年1000万円稼ぐ! 個人事業のはじめ方(明日香出版)
・社内新規事業コンパス――イノベーションを起こすための[リレーショナルスタートアップ]の技法(技術評論社)
セミナー料金33,000
定員15人
会場オンライン
受付時間13:00
対象戦略⼈事担当者 ・ 経営者 ・ マネージャー層 ・ 戦略部⾨
備考このセミナーはビジネスコーチ社主催のセミナーです。
お申し込みはビジネスコーチ社へ直接お願いいたします。
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