自分を深め、場を変える3日間の特別な体験

外部・内部を問わず、「人」や「チーム」の支援に携わる皆さまへ。

自然あふれる長野の地で、自分自身の感覚を丁寧に磨き直す、特別なワークショップを開催します。

今回のテーマは、対話型の組織づくりやNLPにも大きな影響を与えた「ゲシュタルト療法」。

講師には、日本におけるゲシュタルト療法の第一人者・百武正嗣氏を迎え、理論と実践を往復しながら、その奥深い世界を体験していきます。

舞台は、清泉寮の雄大な自然。体と心の感覚を呼び覚ましながら、深い自己理解と、場に変化をもたらす力を育んでいきます。

机上の理論を超えた、生きたファシリテーションのヒントを、ぜひこの3日間で掴んでください。

組織開発の真の突破口は「自分自身」にあった

組織開発に携わっているあなたなら、このような悩みを感じたことがありませんか？

　・理論や手法を学んでも、いざ現場ではうまく活用できない。

　・頭で理解していても、自分自身が現場の空気や人間関係に巻き込まれてしまう。

　・「Use of Self（自己の活用）」の重要性は知っているが、その本質が掴めない。

理論だけでなく、真に効果的な組織開発を実践するためには、自分自身の気づきと内面の変容が必要です。

この合宿であなたが得られることは…

• 自己への深い気づき
  主観と客観を行き来しながら、「Use of Self」の土台を作ります。

• 他者との効果的な関わり方
  身体感覚をベースにしたコミュニケーションとフィードバックの技術を習得します。

• 場を変容させるファシリテーション力
  現場で起きている「場のエネルギー」を掴み、チームの変化を導く力を高めます。

単なるデモンストレーションでは見えづらいゲシュタルト療法の理論を、その場で明快に解説。理論だけでは見えない「何が実際に起こるのか」を、体験を通じて実感していただけます。

学ぶ3つのアプローチ

▶個(Self)へのアプローチ
・3つの領域を通じて、自分自身への気づきを深める
・Use of Self を実践するための土台を築く
・フェルデンクライスを活用し、身体との関わり方を学ぶ
・主観と客観を行き来する感覚を体験する
▶他人へのアプローチ
・相手に届く、適切なフィードバックの方法を学ぶ
・思考ではなく身体感覚をベースにした人間関係の築き方を探る
・他者との関わりの中で、気づきと変容のプロセスを体験する
▶場へのアプローチ
・「場」で起きていることに意識を向け、エネルギーを注げるようにする
・グループが成長・変容していくプロセスを体感し、そこから学ぶ

メインファシリテーター

百武 正嗣（ももたけ まさつぐ）
ゲシュタルト療法学会元理事長。日本のゲシュタルト療法界を牽引し続けてきた第一人者で、全国各地、海外でも多数のワークショップを開催。心理学、ヨーガ、フェルデンクライスを取り入れた独自の「気づきのセミナー」を20年以上に渡り実施し、9000人以上にワークを実施。

「Use of Self」を深め、あなたの組織開発力を本物にするチャンスです

理論や表面的なスキルを超え、自分自身を道具として場を動かす「本物のファシリテーション力」を身につけましょう。

【定員17名限定】のため、お申し込みはお早めにお願いいたします。

セミナー概要

• 日程： 2025年7月4日(金)〜7月6日(日)

• 会場： 山梨県清泉寮

• 定員： 限定17名

• 参加費：
  5末早割
  • ODNJ 会員：99,000 円(税込）
  • ODNJ ⾮会員：119,000 円(税込）
  6月以降
  • ODNJ 会員：109,000 円(税込）
  • ODNJ ⾮会員：129,000 円(税込）
  ※参加費はワークショップのみの代金です。
  参加費に交通費、宿泊費は含まれておりませんのでご注意ください

• 主催：企画経営アカデミー株式会社
• 申込先
  • https://forms.gle/DtMnU24ZEbJeSCFQ8

過去の活動実績

このワークショップは過去にODNJ（組織開発学会）にて開催したゲシュタルト療法研究部会の合宿版です。下記内容をベースに実践的にビジネスで活用する方法を学びます。
※研究部会に参加されていない方もこの合宿には参加できます。
• 第一回「はじめてのゲシュタルト療法(Use of Selfの源泉に触れる）」
• 第二回　ゲシュタルト心理学「認知のスイングを通して気づきを与える方法」
• 第三回　Use Of Selfを実践するためにマスターしたい3つの領域
〜思考の鎧を突破して自分と他人に気づく〜
• 第四回　「経験のサイクル」と「未完了の事柄」
〜組織の未完了に気づき、行動変容が起きるプロセスを学ぶ〜
• 第五回　変容の逆説理論とトップドッグ/アンダードッグ
〜変わりたくてもなぜ人は変われないのか〜
• 第六回　五層一核：チームを心理的安全な場へと成長させるプロセスについて
〜オーセンティック・セルフに至る変容について学ぶ〜
• 第七回　AIはUse Of Selfの夢を見るか？
〜組織開発におけるゲシュタルト療法の可能性について〜
• 第八回　実存主義が組織に与える創発的対話の力
〜「Use of Self」を活かすための実存的立場について学ぶ〜
• 第九回　ゲシュタルト療法とナラティブアプローチ、そして社会構成主義
〜「対話を通した個人と組織の変容について」~
• 第十回　組織変革のための「グループ対話と現象学」
～客観と主観の狭間で見出す、新たな組織の姿～
• 第十一回　関係の質を向上させる「今、ここ」
〜現象学から対立を乗り越え尊重しあえる対話の技法について学ぶ〜
• 第十二回　ヘーゲル弁証法で紐解く組織変革の真髄
～抵抗と痛みを成長の原動力に変えるゲシュタルト療法メソッド～
• 第十三回　ゲシュタルト療法の両極性から学ぶ、組織開発の新たな可能性
〜組織変革と自己成長のための両極性統合〜
・第十四回　『接触境界』によって組織と人の可能性を広げる
〜自己と環境が相互作用する場を使い、柔軟で創造的なチームを作る〜

ゲシュタルト療法について

• ゲシュタルト療法は、1950年代にフリッツ・パールズによって開発された心理療法です。「今ここ」に意識を向け、自分自身が感じていることや、体の感覚に気づくことを大切にしています。過去の出来事を分析するのではなく、「今」感じていることに気づくことで、自分自身への理解を深め、変化を促すことが大きな特徴です。
  Tグループを開発したクルト・レヴィンがゲシュタルト心理学者であったことや、米国ではNTLのメンバーがゲシュタルト療法を組織開発（ゲシュタルトOSD）へと発展させたことなどから、ゲシュタルト療法は心理療法の枠を超えて、組織開発の分野にも大きな影響を与えています。