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起業家インタビュー ライフネット生命保険株式会社 出口 治明 代表取締役社長

ライフネット生命保険株式会社 出口 治明 代表取締役社長


起業しようとすると、どんな商品やサービスを作るか、から入ってしまいがちですよね

それは枝葉だと思います。

どんな会社を作りたいかという幹、当社であればマニフェストに象徴されるコアバリューの方がはるかに大切です。

そのマニフェストを最後、ライターの方に依頼して、見てもらったのはなぜなんでしょうか?

できあがったものを、自分以外の人に見てもらう方がはるかに全体がよく見えてくるからです。

自分の声ですら、カラオケで録音して聞くと、全く違うように聞こえるでしょう。人間は自分自身のことが最もよくわかっていないのです。だから、ライターの方に書き下ろしていただいた方が、はるかによくわかるようになるのです。

最後になりますが、これから起業したい、という方へのメッセージをお願いできないでしょうか

世界経営計画のサブシステムをしっかり考えることです。

この世界をどう理解し、何を変えたいと思い、自分は何ができるのか、ということを突き詰めて考えて、それをしっかり書きおろすことですよね。書けるということは、考えが腑に落ちているということです。

はっきり文字におろせないということは、考えが煮詰まっていないわけです。それが全てだと思います。

どんな、商品、サービスを作るか、ということは関係ないということですね

最初のステップでは関係ありません。どんな仕事でもいい、この世界がどうであり、自分はどこをどう変えたいと思い、自分は何ができるのか、どうやって貢献するのか、それは全ての仕事に妥当する普遍的なことです。

それが人間の生きる意味であり、仕事をする意味なので、そこをはっきりと附に落ちるまで考え抜くことです。

そこまでやっても1%くらいしか成功はしないと思います。人間がやることの99%は失敗するのです。

それでも、やらなかったら、世界は変わらないです。その1%を信じて、行動に移せた人のみが、世界を変えることができたのです。ベンチャーの歴史は失敗の歴史です。失敗することが当たり前なので、失敗を恐れていては何もできません。

とにかく何かをやろうとしたら、何をやろうとしたいのか、はっきりしないと仲間を集めることもできませんし、仲間を引っ張っていくこともできないと思います。

成功するか、失敗するかは、神様しかわからない。でも、やりたいことを明確にしないかぎり、人はついてこないし、お金を出す人もいないと思います。

それは、成功しようと思うから、うまくいかないということですかね

ええ、成功か失敗というのは結果なんです。

それよりも、自分が、今何をしたいのか、徹底的に考え抜いてチャレンジし、結果は神様に委ねればいいと思います。

ライフネット生命もまだ赤字で、発展途上なので、まだ成功か失敗かは判断できないです。保険というのは、長期のビジネスですから、少なくとも10年経たないと、このプロジェクトが成功か、失敗かはわからないと思っています。

大事なのは、自分がやりたい事を明確にすること、この世界をどう理解し、どこを変えたいと思い、何をしたいのかを、つきつめて考え抜いて行動することに尽きると思ってます。それが、人間が生きる意味であり、働く意味であり、起業する意味だと思います。

 

本日はありがとうございました。

編集後記

私自身の経営経験からも、また数多くの起業家のサポートをしてきた結果からも、企業理念を最初に作るということは、何より大事なことだと思っています。

ですので、私が起業コンサルティングする時も、その方のビジネスの話しよりも、作りたい会社の企業理念作りからスタートしていきます。

ところが、ほとんどの方はこの企業理念作りに苦労します。

どんなビジネスをするか、ということが明確でも、何のためにそのビジネスをするのか、という質問になると、ほとんどの方が答えに困ってしまうのです。

出口社長は「世界経営計画のサブシステム」とおっしゃっていますが、自分が社会の一員として世の中にどんな影響を与えていきたいのか、ということを、起業家であれば常に考え続けることを求められます。

出口社長は、起業のタイミングで、社会における自分の役割を考え始めたのではなく、サラリーマン時代から、常に考え続けていたので、60歳という年齢にも関わらず、すぐに行動にうつすことができ、会社を急成長させることができたのだと思いました。

「社会の一員として何をするか」といった事を考えなくても生活はできますし、仕事をしていくことも可能です。そのため、考えようとも思わない、といったことが現実的なことかもしれません。

起業前で、何をしたらいいのか分からないという方は、自分と社会との関係を考えながら仕事をしていくことが、起業の第一ステップになるのだと思います。

出口社長のインタビューを通して、「何をするか」よりも「なぜ自分でなくてはこのビジネスはだめなのか」という事を、最初に考えることが大事だという認識を持ちました。

 

 




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