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起業家インタビュー RockNoble,Inc. 岩元 貴久 CEO

RockNoble,Inc.  岩元 貴久 CEO


ここまで話をしてきて、岩元さんは、ご自身のミッションがとても良く見えているように思えるのですが、そのようになるには、何かきっかけがあったのですか?

自分の人生を振り返ったときに、全てのことが1本の線になってつながっている事に気がつきました。

たとえば、私は若い頃から成功意欲が強かったので、負けず嫌いなところがあります。負けず嫌いというのは、人の成功を認められない、という側面を持ちます。 でも、それが嫌なんですね。例えば、誰かが成功して、それを認められない自分に気づくと、「他人を認められない自分は、なんて、器の小さい人間なんだろう。」と、落ち込み、情けなくて、悲しくなります。

で、ある時に出口光さんの『天命の暗号』という本を読んで、自分が繰り返し嘆いていることの中に、天命のメッセージが隠れているということを知ります。

私が事あるごとに、他人に嫉妬して、その度に嘆いてしまっている。これは、その嘆きの中に天命のメッセージがあるということなのです。私は出口光さんに実際にお会いして、そのことを確認しました。

今 の仕事や、過去にやってきた仕事を振り返ってみると、私は、アメリカに暮らしながら、日本に会社を設立して運営しています。離れて会社を運営するには、日本のスタッフを信じて、任せるしかありません。そして、そのために、彼らの能力を認めることが必要です。つまり、日本のスタッフを認めないとできない運営 方法なのですね。

それから、私はコーチングの仕事をしていますが、コーチというのは、クライアントがこうなりたいという願望と目標について、その実現をサポートする仕事です。クライアントがその目標を実現できる能力があることを認めることができないと、コーチングの仕事はできません。

クライアントに「それは、君には無理だよ。」と言ったらおしまいですよね。「君ならできる」と思うから、コーチングができるのです。つまり、自分は人を認めることを重要とされる仕事をしているということに気づきました。

他人を認めることを命題としている私の天命は、「教える」ことであり、それこそ自分がやりたいことであるということを知ります。

実際に、私の書斎や仕事場には、本がたくさんあります。私は本を買うときに本の値段を確認したことは一度もありません。私にとって、本は、お金以上に価値があるものなのです。

では、本を何のために買うのか、というと、自分に知識を得て、それを人に教えるためですよね。

教えること、指導することが、自分の天命だと気づいたとき、これまで以上に思いっきり教えることに注力しようという思いが強くなりました。

「天命」に気づくことのメリットは、人生により真摯に向き合うことができるようになることでしょう。そして、意欲がより大きなレベルでの達成を目指すようにな ります。私の場合、「和合=バランス思考」を、日本全体からアジア地域を含めて広めたいという達成意欲に昇華しました。

人生と天命が明快につながった時は、嬉しいですよね。

感動しますよ。

前に起業する時、大手の通信会社から講演のオファーをもらった、という話をしました。実は、私はその頃の私は、人前で話をすることがまったくできないあがり症だったのです。

コンサルタント時代も、クライアントの前で発表することができずに、随分と恥ずかしい失敗をしたことがあります。なので、人前で話ができない、緊張してしまうことは、私にとってトラウマとなっていたほどです。

それが面白いことに、講演の依頼が私の起業の大きなきっかけとなったのですから、人生とはよく出来たものです。

実は、講演の依頼を承諾した後に、「ところで聴衆は何人ですか?」とメールで尋ねたのですが、その返事が「1,000人です」だったので、私がどれだけ慌てたか想像できるでしょう。

講演の前日、大阪のリーガロイヤルホテルのスイートルームでは、翌日講演する時に着る予定のスーツを着て、講演で話す内容を一字一句書いたノートを手にもっ て、予行演習をしました。深夜になっても練習を続け、鏡の前でパソコンに写るパワーポイントを開いて、何度も一睡もせずに練習しました。

そして講演当日、緊張感で心臓のバクバクする鼓動を感じながら、名前を呼ばれて舞台に向かいました。演台に置いてあるパソコンのボタンをクリックして、パワーポイントを開きます。そして、参加者に目を向けた時、奇跡が起きたんです。照明がおりて、私にスポットライトが当たります。すると、スポットライトが まぶしくて、1,000人の聴衆が全く見えない状態になっているのです。

私が見えているのは目の前のパワーポイントだけ。これは、昨夜の練習の時と全く同じ状態でした。そのおかげで、私は緊張すること無く、完璧に講演することができたのです。

私にとってトラウマである人前で話すことが、私が子供の頃から思い続けた起業をするきっかけとなった。これはもう何と言ってよいのか….

現在、本を書いたり、日本とアメリカで講演するようになり、様々な職種の方々にコーチングをし、リーダーを育成する『自分維新の会』を主催しているのは、元はといえば、あの1,000人を前に講演したことが、道を拓いたのだと思います。

それが私の天命なのだ気づいたとき、思わず上を向いて、天に「ありがをとう」と言ったほどです。

今日は小学校4年生の時からの話をお聞きしましたが、まさに、全部がつながっていますよね

これは、私だけに限った話ではありません。誰もが天命を持っています。そして、誰もが皆、まさに今、その天命に生きているのです。ただ、多くの人はそれに気 づいていません。大切なのは、自分の人生に一貫して起きていること、そして今就いている職業の意味を考えてみることです。

そうすれば、きっと自分の天命に気づくことでしょう。

出口光さんのアドバイスから、自分の中で繰り返し嘆くことの中に、天命のメッセージがある。自分が苦手だと思っているトラウマ的なことを、乗り越えることが天命と関係している可能性は高いです。

全てはバランスです。

悪い悪いと思っていたことが、実はプラスにつながっているものです。この世界は完全にニュートラルな状態です。善くも悪くもありません。悪いだけではありえない。善いということだけでもありえない。

それを確信して、天命に目を向けてみて下さい。

儲かることを中心に考える起業家もいますが、そのことについては、どう思いますか?

お金を儲けるということは、非常に素晴らしいことだと思います。

ともすると、私たちは本心では、お金が好きなのに、お金儲けをすること、そのことを公言すると、それは好ましくないことだとする社会的な見方があります。しかし、それは本心を偽った偽善です。お金儲けをすることが悪いなんてことはまったくありません。

オリンピックでメダルを取るのと、同じくらいに称賛されるに値することだと思います。

例えば、演劇について考えてみましょう。演劇には様々な配役がありますよね。俳優一人ひとりに、役があてられます。皆が同じ役をやったら劇は成り立ちませんね。それぞれが違う役をやってこそ、演劇が成り立つのです。

人生もそれと同じです。

全 世界には何十億という人がいて、一人ひとりがユニークな存在であり、それぞれ固有のミッションを持っています。そして、中にはお金を儲けることをミッショ ンとして持っている人もいておかしくありません。その人のミッションがお金儲けならば、ミッションに生きることはスピリチュアルな活動です。だから、その人がお金儲けをすることは、スピリチュアルな活動となります。

アメリカの不動産王と呼ばれるドナルド・トランプのことを、「お金の亡者」だとして、批判する人がいます。しかし、ドナルド・トランプは彼の天命であるお金儲けに生きているのです。彼は、マザー・テレサやガンジーと同じくらいスピリチュアルな存在だということです。

信仰やヒーリングだけがスピリチュアルだとするのは間違いなのです。

それに世界全体としては、ドナルド・トランプにようにお金儲けばかりに関心を抱いている人もいれば、ダライ・ラマのように精神世界を追求する人もいるというように、全体としてのバランスが取れているものなのですね。

もちろん、一人の人間の中でバランスをとった生き方もあるでしょう。

いずれにしても、世界全体でみるとバランスが取れているものなのです。お金儲けをしたいという純粋な思いは、信仰を貫きたいと思うのと同様、崇高な行為であり、誰からも非難される所以はないと思いますよ。

日本には、失敗してはいけない、という雰囲気が強くあり、起業家が萎縮して、成功するための「正解」を求める傾向にあると思うのですが、そのあたりは、どう思われますか?

そうですね。とても面白いことなのですが、失敗したくないから、事前によく勉強して知識やノウハウを得ようとする人がいます。

でも、成功している人というのは、まず間違いなく、普通の人達よりも数多くの失敗を経験している人達だということです。

成功している人は、たくさんの失敗を経験している人だというのに、これから成功しようと思っている人は、失敗を避けようとしている。

何かおかしいと思いませんか?

原因と結果の法則があります。

成功という結果を得た人は、たくさんの失敗(原因)を経験した上でそこに到達している。

一方で、失敗はなるべくしないで、成功者と同じ結果をもとめる人がいる。

異なる「原因」でもって同じ「結果」を得ようとしているのです。私には、どうみても異なる原因で同じ結果を生む可能性は小さいと思えてなりません。

失敗を避けるために学ぶのではなく、失敗を怖れない。失敗したら「よし、これで成功に一歩近づいた」と思えるメンタリティを持つことです。

最後に、これから起業をする人へ、メッセージをもらえないでしょうか

やりたい事をやってください、ということです。

バランスの法則から考えれば、私たちは人生で何も失うこともなければ、得ることもありません。

富を得たと思っても、実は新たに得たものではなく、元々自分が別の形で持っていた富が「お金」という形に変わっただけです。

また、自分に都合がよいことを得た時、同時に不都合なことももたらされています。私たちは、どちらか一方に偏った見方しかしていないから、それに気づいていないだけ。

すべてのことが常にバランスがとれたニュートラルな状態なのです。

だからこの、この人生を思いっきり楽しんで、遊んでみたらいい!人生を目一杯味わい尽くせばいい!

結局は、心が満たされることが、人生最大の目的なのでしょうから。

最後に、私が活動しているディマティーニ・メソッド日本普及協会のホームページにぜひ訪れてみて下さい。http://www.japandma.com/

起業家精神旺盛な未来の日本を担うリーダーとなる皆さんと、近いうちにお会いすることを楽しみにしています。

本日はありがとうございました。

編集後記

岩元社長のお話を聞いて、小学校の時から、今の岩元社長まで、一つの線できれいにつながっていたことが、印象に残りました。

起業を決意しても、途中で挫折してしまったり、また違う道に進んでしまうことは良くあることです。その点、岩元社長はどんなに困難な事があっても、初志貫徹で、最初の想いを最後まで実現されていました。

岩元社長はインタビューの中で、何回も「バランス」という言葉をおっしゃっています。

起 業をすると、自分がしたいことを優先すべきか、お金儲けを優先すべきか、迷ってしまうことがあります。そんな時、自分のミッションに従うことが、自分自身 にとってもバランスがとれ、また社会の一員としてバランスが取れる結果につながる、という考えが興味深かったインタビューでした。

起業で苦難に直面すると、ついつい、自分と向き合わず、自分にいい訳をしがちですが、自分に正直である事の大切さを学ばせてもらいました。




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代表の大槻が2003年より始めた塾からは、メディアにも取り上げられるスタートアップ起業家を何人も輩出。

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