次世代の起業家Elon Musk: テスラモーターズ、スペースX、ソーラシティーへの想い パート1(TED Talks)

Seedlingさて、本日のブログは海外の起業家Elon Musk氏がTED Talksで講演した時の様子を動画と翻訳スクリプトを交えてご紹介します。

みさなんはElon Muskをご存知でしょうか。先日のブログ記事”世界の最もグリーンな億万長者2013”でもご紹介した起業家です。彼は、南アフリカ出身の起業家で、スペースX社の共同設立者でCEO、また、オンライン決済のPayPalの前身であるX.com社の設立者、また、電気自動車の会社テスラモーターズの代表、そして、太陽光発電会社ソーラーシティーの会長を務める起業家です。

世界で最もチャレンジングな起業家と言われる彼は、どのようなアイデアと経緯で様々な会社を起業していったのでしょうか。

本日はその動画の一部分をパート1としてお伝えします。

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司会者(00:16): どのようなクレイジーな夢が君を電気自動車を引っさげて、既存の自動車業界に勝負をしかけようと考えさせてたのかな?

Elon(00:24) それは大学時代にさかのぼります。将来の地球と人類に最も影響する問題は何だろうかと考えていました。私は、持続可能な輸送手段と持続可能なエネルギーを作る事が今世紀中に解決しなくてはいけない極めて重要な問題だろうと思っていました。

もし二酸化炭素が環境に良いとしても、炭化水素を使い果たしてしまった場合は、他のより良い持続可能エネルギーを見つける必要があります。

司会者(00:55) アメリカの電力はほとんど化石燃料から精製されているよね。だから、一体どのようにして電気自動車が化石燃料(消費するしかできないため持続可能ではないエネルギーの代名詞)に頼らない持続可能なエネルギーになるんだい?

Elon(01:05) 答えは2つあります。1つは、仮に同じ燃料を使って発電所で発電して、その電力で電気自動車を充電するのだとしても、その方がエネルギー問題は改善されるということです。

例えば、最も一般的な炭化水素燃料の天然ガスの場合は、現在使われているGEの天然ガスタービンで燃焼させると、エネルギー効率は約60%です。同じ燃料を内燃機関エンジンを載せた自動車で使うと、効率は約20%になります。理由としては、発電所ではより重たい物や大きな物を使用する事ができ、さらに燃焼後の廃熱を使ってさらにタービンを回して、その廃熱を第二のエネルギー源として使えるからなのです。

ですので、様々なロス、例えば送電で発生するエネルギーロスなどを考えても電気自動車の方が少なくても2倍効率良くエネルギーを使えるのです。

司会者(01:54) それによって効率が良くなるんだね。

Elon(01:57): そうです。もう1つの点は、持続可能な発電の方法はどのみち必要になる、という事です。ですので、車の移動手段として、電気自動車を選ぶのは自然な事ではないでしょうか。

司会者(02:12)テスラモーターズの組立工場の映像があるので流したいのですが、この電気自動車の作業行程のどこが革新的なのかな?

Elon(02:23): 電気自動車時代の幕開けを早くさせる為には、1つの例外を除いて全てを電化されせる必要があります。例外とは、ロケットなんですね。残念な事にニュートンの第3法則を覆すことはできないですし。。。論点は、どのようにして電化された輸送の時代の幕開けを加速させるかということです。

自動車に関して言えば、エネルギー効率の極めて良い車のアイデアを考える必要にたどり着きます。そうすると、例えば、車体を信じられないくらいに軽くする必要があったりします。ご覧いただいているのは、全アルミニウム製のボディとシャーシを作ることのできる北米唯一の工場です。軽量化をさせながら、大きなバッテリーを載せる為の設計をロケット生産技術から応用しています。

そして、この大きさの車としては最小の抵抗係数(空気抵抗によって発生する抵抗係数)を持っています。だから、エネルギーの消費が非常に少なく、さらに最も先進的なバッテリーパックを備えていているので、非常に競争力のある走行距離を実現しています。実際250マイル(約400キロメートル)くらい走ることができます。

司会者(03:18) 通常バッテリーパックは信じられないくらい重いよね、それでも、軽量な車体と重いバッテリーの組み合わせで素晴らしい効率性を実現可能だと言う事だよね。

Elon(03:28): その通りです。バッテリーの重さを相殺するために車のボディーや他の部分を非常に軽量化して、高速で長く走れるよう抵抗係数を低く押さえているんです。実際に、私達の車のモデルSのユーザが、どちらがどれだけ長く走れるか競争する、などもしています。最近、1回の充電で420マイル(約620キロメートル:直線距離で東京から広島の尾道市が約612キロメートル)走ったという人がいました。

司会者(03:45) 実は、その世界記録を作ったBruno Bowden氏がこの会場にいるんだよ。

Elon(03:50): ありがとう。

司会者(03:52) ただし、記録をつくるために約時速30キロでずっと走っていたため、警官に止められたそうですけどね。

会場一同(03:58):(笑)

Elon(04:00): 通常の状況なら時速110キロで250マイル(約400キロメートル)位は走れます。なかなかの数字でしょう。

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今回の動画紹介では、再生時間が約20分と長いためパート1としてご紹介しました。以降の動画の翻訳スクリプトをまた近日ご紹介します。

非常にスケールとアイデアの大きい起業家だと感じます。それと同時に、話し方を聞いていて非常に頭の切れる起業家というのも感じました。

次回は翻訳記事では、テスラモータズと、彼が直近に立ち上げた会社ソーラーシティーについてのお伝えします。

 


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