身近にあるビジネス立案のプロセス

MP900402504ビジネスアイデアへのヒントは、普段の生活のなかに潜んでいると前回のコラムで書きましたが
今回は“身近な企画行為”について書いてみたいと思います。

「企画」というと、会社や部署などによっては
「私はアイデア発想や企画立案には関係のない仕事をしている」
「プレゼンなんて、今まで一度もやったことないよ」
という方も中にはいらっしゃると思います。

では、果たして、そんなみなさまの仕事は本当に“一切「企画」に関わりがない”のでしょうか?

例えば、あなたは小さい頃、親や、おじいちゃんおばあちゃん、親戚の叔母さんや、近所のおじさんに、おねだりをした経験は
ありませんか?

小さい子どもにとっては、通常、自分で働いてお金をかせぐ、といった社会活動はできませんから、自分が欲しい物がある場合、
お金を持っている“誰か”におねだりをして獲得する必要があります。

自分のおこづかいでは買えないような、高価なオモチャが欲しくなった!
おこづかいを使い切ってしまったけれど、どうしても買いたい漫画がある!

なんていう経験、あなたにもありませんか?

そんな時、あなたはどんな作戦に出たでしょうか?

・おもちゃ売り場の前で泣き叫び、強引にダダをこねまくる。
・家のお手伝いをして、いい子をアピールし、さりげなく欲しいものを伝える。
・今度のテストが100点だったら買って!と取引をする。

子どもながらに、実に色んな手法がありますよね。

そうです。
これはまさに、前回の内容にも書いた、
私の「企画」の定義
「他人の力を借りないとできないことをする時に必要な行為」
に当たるのです。

おもちゃ売り場の前でダダをこねる子どもを恥ずかしがり
「しようがないわねぇ」なんて買ってくれる親の場合、
子どもはしっかりとそれを見抜き、作戦を繰り返して行くわけです。

しかし逆に、そんなことでは心を動かされない親もいますから、失敗に終わった場合には、「ダダこね作戦」から、急遽、「お手伝い作戦」や、「成績作戦」に切り替えなければなりません。

こうして試行錯誤とともに、おねだりをする相手の性格を見極めながら、作戦を練っていくわけです。

さて、あなたは普段、上司、取引先、スタッフを相手に何かを伝え、実行してほしいと思った時、これと同じようなことをしていませんか?
相手の性格やツボを見極め、作戦を臨機応変に切り替えながら試行錯誤を繰り返し、諦めずにチャレンジしていることと思います。

たとえあなたが今、新規事業の企画立案や新製品のプレゼンなどわかりやすい「企画立案」に携わる仕事をしていなくても、
「この稟議書を通したい」「予算がもう少し欲しい」といった、誰でも感じるような希望から、「この人、私の仕事に時間を割いてくれないかなー」「私この仕事やってみたいなー」という個人的な期待まで、あらゆることが「企画行為」になりうるのです。

つまり、新規事業立ち上げとは関係なさそうなあなたのビジネスライフの中に、ビジネスアイデアを作るのと同じ行為が潜んでいるのです。

 


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