起業家に対してベンチャーキャピタリストが気にする事 (Inc.)

Coins in a Glass Jarさて、本日ご紹介する記事はベンチャーキャピタリストについてです。

起業家として会社を大きくしていくには資本を得る必要があります。銀行からの融資、またベンチャーキャピタリスト(以下:VC)などからの出資です。已然、世界No1のベンチャーキャピタリスト出資額を誇るアメリカなどと比べると、日本でのVCの投資額はまだまだ少ないのが現状です。国内の投資額の低さの理由の一つとして、VCにとって魅力的な投資対象が少なく、それ故投資額が低い、という事が叫ばれています。それ故、VCに投資対象として魅力的に映る、ということが投資を受ける上で非常に重要な要素となってきます。本日御紹介する内容はInc.のDaniel McGinn氏が紹介する、ベンチャーキャピタリストがどのような点を見て投資を行っているのか、という論文の要約をご紹介したいと思います。

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”What VCs Really Care About”

”ベンチャーキャピタリストが本当に気にする事

過去の研究で、起業家とVCの社会的なつながりがファンドの決定を決めているという、研究結果がありました。主な理由としてはVCはそのような人脈のネットワークを用いてスタートアップ企業の成功の確率を判断しているというものです。University of St. GallenRolf in Switzerlandの Wuebker氏とNina Hampl氏および、University of UtahのRober Wuebker氏のが行った、Eメールを用いて86のVCが初期段階の仮想上のクリーンエネルギー会社への投資にシナリオについて質問するという調査おいても、著名なVCの会社などでは創始者が社会的なネットワークを持っているかというの要素が投資に大きく影響すると述べています。しかし、この調査ではネットワークに加えて、他の要素もどのように投資するかどうかに影響を与える事を発見しています。

調査結果として、VCに投資してもらいたい起業家はネットワークに時間をかけるべきである、という結果がでています。しかし、ソーシャルネットワークは重要なものの、ランダムにEメールで自身のアイデアを送ったりする用な行為に関しては、VCはほとんど反応を見せないという事をわかってきました。もちろん、それらの結果を考えの中に入れる事は重要ですし、個人的なつながりはビジネスの足がかりになるかもしれません。しかしながら、実際の調査の結果としてはVCはビジネス面での要素についてより重きを置く事がわかりました。以下が調査結果となります。

1位  30.4% リターンの可能性

2位  27%  創業者の経験

3位  26.4% マーケットの即応性

4位  6.6%   定期的に外部に曝されているか(メディア等)

5位  6.4%  創業者の社会的なつながり

という結果になったそうです。

原文へ)

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さて、どうでしたでしょうか。本日の記事では投資家目線の記事となりました。投資家はリターンを収入としているので、リターンの可能性が一番注目されるという点は当然と言えば当然です。ただしそれだけでなく、マーケットの反応の可能性、創業者の可能性など、会社を取り巻く環境と、会社以外の要素も注視されているのが興味深いところです。「良い製品やサービスを作れば売れる」という考えでなく、創業者がマーケットと顧客のニーズ、顧客が求める価値を見抜く力なども非常に重要視されているように思えます。


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