起業への想いをより深堀しておく

office meeting起業理由が「社長になりたかったから」「今の会社が嫌だから、自分の会社をつくりたいと思った」という内容だったなら、もう一度「何のために起業をするのか」を考え直す必要があります。

起業はスタートであって、ゴールではありません。それなのに、「社長になりたい」「会社をつくりたい」ということが理由ならば、起業そのものがゴールになってしまいます。

起業がゴールになっている方のパターンとして、ビジネスのネタ探しに奔走してしまう傾向があります。常に「何か良いビジネスはないか」と考えるようになるのです。恥ずかしながら、かつての私もそうでした。「起業する」と決めていたものの、なぜ起業するのかはっきりしないまま、「起業ネタ」を集めるという日々が続いていたのです。

そのときは何の疑問も持っていませんでしたが、実際に起業をして初めて、「事業に対する想い」がないとビジネスを継続していくことが大変なのだと気付きました。

事業をスタートすると、想像以上の困難が待ち構えています。それは黒字の企業でも赤字の企業でも同じです。そうした困難にぶつかって、再度自分が何のために起業したのかを振り返ったとき、戻れるところがある場合では、ビジネスを大きく飛躍させるまで、粘り強く継続することができます。

そして、それはご自身の企業理念にも関わってくるのです。

あなたが社員から「社長はどうしてこの会社を立ち上げたんですか?」という質問を受けたとき、答えられないほど寂しいことはありません。だからこそ、何のために起業をするのかを明確にしておきましょう。

そのために欠かせないことは自己分析です。ここでは手がかりになる質問をいくつかあげてみましたので、試しにチャレンジしてみてください。

・あなたがビジネスを成功させたとき、何を得られると思いますか?

・あなたが人生において、このビジネスを通して成し遂げたいことは何ですか?

・あなたはそのビジネスを通して、誰を幸せにしたいと思いますか?

・あなたはそのビジネスを通して、社会の何を変えていきたいと思っていますか?

「何のために起業をするのか?」その質問に答えることができなくても、起業はできますし、ビジネスもできるでしょう。しかし、経営を続けていくためには重要な質問です。ぜひとも、起業する時点で明確な答えを用意しておいて下さい。


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