なぜ起業をするのかをはっきりさせておく

MP900382674起業を決意したら、なぜ起業をするのかという理由をはっきりさせておきましょう。「自分がやりたいことをするだけ」「起業に理由など必要ない」とおっしゃる方もいるかも知れません。しかし、起業をするということは、サラリーマン以上の大きな責任とプレッシャーが発生します。それだけに、なぜ起業をしたいのかという理由を明確にさせておかないと、後々「どうして起業したんだっけ?」などと自問自答するようなことが起きてしまいます。

私が起業志望の方とお会いしてお話をするときに感じるのは、起業そのものがゴールになってしまっている方が非常に多いということです。例えば「人に使われるサラリーマンは嫌だから起業したい」という方もいますが、それでは社長になった時点で目標が達成されてしまい、その先につながっていきません。言うまでもありませんが、起業はゴールではなく、スタートです。会社を立ち上げることが目標なのではなく、継続して発展し続ける事業をつくることこそが重要なのです。途中で投げ出すことなく、5年、10年、その先もずっと継続していくにはかなりの気力と根性が必要になるでしょう。そのためにも起業を決意した時点で、理由をはっきりとさせておくべきなのです。

起業理由を見つめるために、最も簡単な方法は自問自答することです。とはいえ、自己分析は意外と難しいもの。ここでは自分自身への質問例をあげてみましたので、ぜひとも参考にして自問自答してみてください。

質問例

・初めて起業しようと思ったのはいつか。

・起業しようと思ってから、どんな行動を起こしたか。

・起業する思いがさらに強くなったのは、どんな経験をしたからか。

・起業を通して、どんな幸せを他人に与えたいか。

・起業を通して、自分が人生で得たいものは何か。

・起業するためには、今、何を捨てないといけないか。

以上のような質問に答えることで、徐々に起業理由が見えてくるはずです。

当然のことですが、起業は自分の人生に大きなインパクトを与えます。また、起業は自分1人のことではなく、他人をも巻き込んで進んでいくものです。勢いで起業をしてうまくいく例もありますが、安易な動機が自分の首を締めるケースも少なくありません。人生においてそう何度もない貴重な経験となるはずですから、自分の命をかけてでも貫き通す価値があるものかどうか、必ず起業前に自分自身に問いかけ、見つめてみましょう。


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