インターネットの普及、ブログサービスの浸透、YouTuberの登場などを指して「個人がメディアになる時代」と良く言われています。その為、企業もマーケティング戦略を立てる際には、影響力のある個人を利用する事も多くなりました。
例えば、twitterのフォロワー数ランキングでは、日本国内であっても上位五人までがフォロワー数200万人以上を獲得しています。もしも、こうした人々が一言twitterに宣伝を書けば、それだけで200万人以上の人に情報が伝達される事になるのです。最近ではこうした多くの人に影響力を持つ個人を利用したマーケティングの方法を、「インフルエンサーマーケティング」と呼ばれています。今回は、日本にいる“インフルエンサー”をご紹介します。
1、堀江貴文
言わずとしれた日本の代表的なインフルエンサーです。今年からは、自身の総合サイト「horiemon.com」を開設するなど、「個人がメディアになる時代」を自ら体現しています。ニュースキュレーションアプリのAntennaのサービスアドバイザーや国内最大のクラウドファンディングの「CAMPFIRE」に顧問として参加しているのも、ひとえに個人として強い影響力を持っているからであるといえます。
近年、ネット界隈の著名人がこぞって開いている「サロン」も開いており、今後、自身がビジネスを行っていく上では注目しておくべきインフルエンサーの一人であると言えるでしょう。主にビジネス・起業に興味のある人々に強い影響力を保持しています。
2、ガールズインフルエンサー
ブームは若い女の子からやってくるというのは、ビジネスの世界では定説です。LINEも、若い女性が火付け役であったといわれます。従って、分野によっては若い女性に影響力のあるインフルエンサーを探す事も必要となってきます。
ただし、若い女性の好みは今や多種多様。「起業・ベンチャーであれば、堀江貴文!」と言ったように、単純に判断する事はできません。そこで今回は、何人かジャンルと名前をあげてみました。自身のビジネスと結びつけて考えてみると面白いかもしれません。
キーワード:原宿・ファッション
キーワード:ギャル・キャバクラ
キーワード:恋愛・ブロガー
・梨花
キーワード:30・40代女性・モデル
3、マックスむらい(村井 智建)
最近、YouTuberとしてテレビCMへの露出があったマックスむらい氏。パズル&ドラゴンの攻略動画で一気に著名になった人物です。主に、スマホゲームのファンに訴求力のあるインフルエンサーであると言えます。
4、藤沢数希
金融日記と題したメルマガを運営しており、ネット上では投資分野の大きなインフルエンサーとして著名な藤沢数希氏。ブログやメルマガなどネット上のメディアの土壌がしっかりしてきたため、何もテレビなどの旧来メディアで著名になっているとは限りません。
今回、ご紹介した人々があなたのビジネスに効果を発揮するとは限らない事は注意が必要です。まずは、自分のビジネスのターゲット層を見極め、そのターゲットに効果的にアプローチのできるインフルエンサーを探す事が重要だといえます。インフルエンサーといえるのは、何も有名人ばかりではありません。探し方次第では、あなたの周りにもインフルエンサーを見つける事が出来るかもしれません。