あなたはどんな名前をつける?成功する社名の特徴

a1160_000002社名はその会社の思いや雰囲気を伝える大切な要素です。起業を前にすると、多くの人がどんな社名を付けようか悩む事になります。また、業種によっては企業の設立が簡単になり、インターネットが普及した現在では、一目で判断が出来る社名の信用度を上げておく事はより一層重要になっています。今回は、有名企業の社名の付け方をいくつかに分類し、企業名の由来について見ていきたいと思います。

 

1 そのまま型

我が国で代表的な名前の付け方が「そのまま型」です。創業者の名前や地名と業種名をくっつけた社名がここに分類されます。例えば、創業家の姓を冠した「トヨタ」や札幌の開拓使麦酒醸造所が会社の始まりである「サッポロビール」はその典型例です。ごちゃごちゃ悩み、おかしな名前をつけてしまうぐらいであれば、このぐらい素直に名前を付けてしまう事もありでしょう。ただし、気をつけなければ、あまりにもありきたりな名称になってしまい、人の目に止まらないようなものになってしまう可能性もあるので注意して下さい。

 

2 外国語型

海外の言葉を使用したり、ギリシャ神話に出てくる神の名前等を使用するのがこの型。ガストやバーミヤン等、ファミリーレストランの運営で著名な「すかいらーく」は、鳥の「ひばり」の英語名。西東京市のひばりが丘で創業した事から付けられた名前だそうです。大手小売チェーンの「イオン」も、「永遠」という意味のラテン語に由来しています。電子機器メーカーのオリンパスは、ギリシャ神話に出てくる神々が住む山の名称からきています。この型の特徴は、「納得感」です。一見わからない名前でありながら、理由を聞けば納得してしまうという流れは、人に興味を持ってもらうために、非常に有効な方法です。ただし、「かっこいい」「かわいい」等の理由だけで外国語を使用する事は、納得感も生まれず、名前を理解できないモヤモヤ感が残るだけなので、あまり好ましくないかもしれません。

 

3 造語型

例えば、ダイエーは「大阪で栄える」と「大きく栄える」という二つの意味を込めています。サントリーは、創業時の主力商品の「赤玉ポートワイン」の赤玉が表している太陽の英訳である「sun」と、創業者の鳥井新次郎の姓の最初の1文字を組み合わせて作られた社名です。造語型は、このように会社の理念や由来の言葉を足し算して作られている事が多いです。利点は、クリエイティブではなくても、自分の伝えたい思いや言葉を複数、自社名に含ませる事ができる点です。しかし、ともすれば造語である以上は、その他の人にはきちんと説明しないと全く社名が意味のわからないものであると思われてしまう事もあります。造語型の社名にする場合には、自分や会社の原点ときちんと紐ずくような言葉を使う事が必要となるでしょう。

 

今回ご紹介したタイプの他にも、沢山の社名の付け方があります。しかし、どんなタイプの付け方であろうと、成功している企業に共通しているのは、きちんと社名に納得感があるという事。成功している企業の名称は、一見、理解ができなくても、その理由を聞けば会社の原点や思いが伝わってくる事が多いように思えます。我々がよく知る日本の企業に、手っ取り早く「納得感」を打ち出す事ができる外国語型が多いのも、こうした事情が関係しているのかもしれません。社名を付ける際には、会社と社名がしっかりと結びついている事が大切です。自分が起業したい理由、会社の理念など、会社名を考える際に見直しておく事も必要かもしれませんね。

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