テレビ広告はもう古い!?起業に必要なグロースハックの考え方

a0003_001808成功したスタートアップ企業には、必ず優秀なグロースハッカーがいるといわれています。グロースハッカーとは、インターネットやソーシャルネットワークを使う新たなマーケティング手法であるグロースハックを実践するマーケターです。例えば、Twitter、Facebook、Dropboxといったシリコンバレーの新興企業の多くがグロースハッカーを抱えています。日本のスタートアップであるクックパットにも加藤恭輔氏という著名なグロースハッカーが在籍しています。今回のテーマは、スタートアップ企業の成功を左右するグロースハックの考え方と手法についてです。

 

1、とにかくお金をかけない

グロースハックという言葉自体は、スタートアップの世界では決して新しいものではありません。そもそもは、新興のインターネット企業がその資金力の無さから思いついたマーケティング手法です。その特徴は、インターネットやソーシャルメディアを使用してユーザーのデータを収拾し、それに基づいて仮説と検証を繰り返す事にあります。そして、どのようにすれば、より多くのユーザーに自社製品がリーチするのかを探り続けるのです。この方法を取る理由は、インターネットが普及し、ユーザーのデータを今まで以上に取得しやすくなった事と、グロースハックを思いついた新興企業にお金がなかったという事にあります。昔のマーケティング手法は、テレビCMを打つ、雑誌に広告を載せる、大々的なイベントを開くなど、どれも膨大なお金のかかるものでした。しかし、スタートアップ企業でそんな事をすれば、すぐに会社が潰れてしまいます。そこで生み出されたのがグロースハック。こうした経緯から生まれたため、お金をかけません。

 

2、失敗を前提としている

お金をかけないで、新しい手法を試していくため、グロースハックに失敗はつきものです。しかし、それに落ち込むどころか、利用しようとする姿勢こそがグロースハッカーには必要です。なぜなら、仮説と検証を繰り返すこの方法では、「失敗したか?」「成功したか?」という結果以上に、「なぜ失敗したのか?」「なぜ成功したのか?」という点こそが重要だからです。グロースハックでは、失敗こそが成長への近道なのです。

 

3、グロースハックは、スキルではない

グロースハッカーは、検証や追跡、データ化が可能なものだけをマーケティングの根拠とします。そのため、彼らが使うのは、従来のマーケターが使用していたCMや宣伝や膨大な資金ではなく、電子メール、PPC(ペーパークリック)、ブログ、プラットフォームAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)等です。従来のマーケティング手法とグロースハックの大きな違いは、製品の開発段階からマーケターが関わるという点です。結局のところ、グロースハッカーにとっての唯一の目標は製品自体を出来る限り多くの顧客に届ける事。そのためには、製品を作り変える事も含めて、どのような方法を使っても構わないと考えるのもグロースハッカーの特徴です。インターネットやソーシャルメディアを使って仮説と検証を繰り返し、製品自体の改善を常に繰り返すマーケティングマシンにする事がその究極の仕事であり、つまりグロースハックの仕事は「仕組み」を新たに発明するという事なのです。グロースハッカーになる為に必要なのは「スキル」よりも、失敗を恐れない「マインド」であるといえるでしょう。

 

いかがだったでしょうか?日本では、まだまだグロースハックの浸透が十分ではないといえます。良いプロダクトを作る事も重要ですが、これからは製品の見せ方やブランディングも大切になってきます。うまくグロースハックの考え方を取り入れていきたいですね。

 


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