起業のビジネスアイデアをできるだけ多くの人に話す

Sun and Clouds Viewed from Underwater起業に関してのビジネスアイデアが明確になったら、できるだけ多くの人にそのビジネスアイデアを話してみましょう。

起業を決意した人の中には、思いついたアイデアを他人に話したがらない人もいます。

「話せば自分のアイデアを盗まれるのではないか」ということを心配してのことだと思います。

でも、安心してください。今の時代、大抵のビジネスはどこかで誰かが行っています。特許に関わるようなアイデアであったり、長年の研究成果によるものなどであれば、秘密にしておくことは大事ですが、そうでなければ、事業アイデアについての検証をする方が先です。

ビジネスで成功するための秘訣はアイデアの新規性よりも、それを継続的に行えるかどうかを検証すること。そのためにも、アイデアを人に話すことが必要になるのです。

ただし、さきほども述べたように、そのビジネスアイデアが特許に関わるような新技術に関することであれば、人に話すことにも慎重になった方が良いでしょう。

特許は、公開されていない技術、ノウハウということが審査のポイントになりますので、技術に関するアイデアが盗まれて他社で行われてしまうと、特許の申請ができなくなるかも知れないからです。

初対面の人や、あまり親交のない人に話をすることがあるかも知れませんが、その場合には話をしたビジネスアイデアについて第三者に口外しないように、先方と「秘密保持契約書」を交わしておくと良いでしょう。これは後々のトラブルを避けるためには重要なことです。

他人にアイデアを聞いてもらうことの一番のメリットは、事業化する前に多くの人からフィードバックを受けることができることです。

すでにビジネスを成功させた経験を持つ人に話をすれば、ビジネスのうまみも苦しみも知っているため、より多くのフィードバックを得られることでしょう。

自分のビジネスアイデアを人に話したとき、「良くわからない」「うまくいかないんじゃないか」といった否定的な意見をもらった場合、それに反発するのではなく、その意見を大事にしてください。アイデアがどんなに素晴らしくても、知人にさえその素晴らしさが伝わらないようであれば、顧客にも伝わらない可能性があります。

一番恐いのは、「うまくいくはず」という妄想のまま突っ走ること。人に意見を聞いて否定的なことを言われるのは苦痛かも知れませんが、それは軌道修正をする良い機会でもありますから、必ずビジネスをスタートする前には、人に話をするようにしてください。

人に話すときに最も手っ取り早く良い方法は、信頼のおける友人に話すことです。その人がビジネスに詳しくなくても、対象顧客ではなくても、ビジネスアイデアに対して直感的な反応を返してくれるはずです。

他人に自分のビジネスアイデアを話して、どんな反応が返ってくるのか、その反応を楽しめるようになってくれば、あなたも起業家としての第一歩を踏み出したことになります。


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