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起業家インタビュー さわかみ投信株式会社 澤上 篤人 会長

さわかみ投信株式会社 澤上 篤人 会長


それは、まさに銀行に流れているお金を、長期投資という形で株式に流して、日本経済をもっと良くしてきたい、ということですね

そうです。その先には、世界のマネー、強欲マネーへの対抗という意識をもっています。

ヨーロッパの覇権は、たかだか400年程度の歴史なんです。その前はイスラム、インド、中国、アジア的な農耕民族が主流だったんです。

今、世界は狩猟民族的なマネーが牛耳っているかもしれないけど、いずれはアジア諸国の経済力が台頭してきます。そうなると、アジア的な農耕民族的な価値観が世界の金融マーケットにおいても存在感を示しはじめます。狩猟民族的な、後は野となれ山となれという価値観ではなく、農耕民族的な長期的に育てていく、といった価値観が重要なのです。その価値観を世界に放り込めるわけです。

だから、私たちが大きくなることによって、世界の成長、社会の安定的な発展のお手伝いができるんです。

そのビジョンが会社の創業時からずっとあって、本をたくさん書くといった啓蒙活動につながったのでしょうか?

長期投資ということを、やはり分かって欲しかったのでね。

ちょうど96年というとバブル崩壊の混乱がまだ続いており、世の中ではあまりそういった感覚はみんな持ってなかったですよね。今だってないですよ。

さわかみ投信はいまのところ成績がモタモタしていますが、ファンドの基準価額がグンと上がれば、百聞は一見にしかずで、みんなすぐに分かってくれると思います。

これが、一番早いです。

方向がブレていない、みんなが納得してくれる方法論を世に提案している、そして、その方法論もデリバティブといった訳が分からない方法ではなく、真面目でまともな会社を応援していく方法で行う。

方向よし、方法論よし、そして、結果が出てくれば納得度が高いですよね。

いずれにせよ、じーっと「その時」を待ってるんです。

ビジョンが明確だからこそ、何年も何年もやっていくパワーが必要になってくると思うのですが

そうです、社員の中にもついてこれない人は出てきます。それはしかたがないですね。一般的な運用会社に行きたくなったら、それは止めないです。

世の中を切り開いていくというのは、常に先、先にいかないといけないんです。切り開いていくものが、普遍性や時代適合性を持っていれば、ほっといても、後ろに広がって大きくなっていくんです。

やりたいから、やっていて、気づいたら社員が100人いるとかに、なっているんです。

今、会長になられましたけど、今後はどのような活動をしていきたいと思われていますか?

さきほど言ったように、100万、1,000万人とお客様を増やしていきたいです。こちらもノンビリしているつもりもないし、広がる世界も作ったし、これはトコトンやっていきますよ。

同時にお金の流れをもっと広めたいです。お金を預貯金やタンス預金に寝かせて置いておいてもしかたありません。経済はお金を使わないといけない、あなたが使ったお金が他の人の収入になるわけですから、その使う方向にみんなを持っていきたいです。

お金を使う楽しみとか、喜びとか、無形のリターン、そういうものをもっともっとみんなが知って、どんどんお金が動くようになれば、もっとおもしろくなると思うんです。そうしたら、日本は良くなると思いますよ。

最後に起業家へのメッセージをお願いします。

本当に起業のおもしろ味というのは、自分が好きなことをとことん、わがままにやれるというのが、ビジネスの一番のおもしろ味なんです。

やっていることに、だんだんと同調して、組織ができるかもしれないけど、少なくともビジネスで一番楽しいのは、好きにわがままに自分勝手にできることなんです。こんなおもしろいことはないんです。

ところが、政治を見ていても、「多数決」とか、「調整」とか、「議論をつくして」、とかばっかりやっているじゃないですか。ビジネスというのは議論をつくす必要がないんです。判断して行動すばいいわけですから、勉強して判断して、胆力も含めて、そうすれば、スピードが上がりますよね。

このところを、しっかりわきまえてやれば、ビジネスは「面白いよ」、と思います。なんだかんだでグチャグチャやっている、これはビジネスではないんです。

「会社のため、株主のため」に仕事をしているとなると、ちょっとしんどくなりますよね、ビジネスで一番いいのは、勝手に好きなことをすることなんです。

自分が一番したいことを見つめて、やり通せばいいということですよね

だから、ものすごく楽しいことだと思います。芸術家も好きなことだけをやっているじゃないですか。あれと同じ。

周りがグチャグチャ言っても、ほっといて先に行けばいいんです。

本日は、ありがとうございました。

編集後記

澤上会長とのインタビューを終えて、自分が最初に起業をした10年前の時を思い出していました。

私が最初に起業をした時は、恥ずかしながら、お金を稼ぎたくて起業をしたいのか、自分の価値観を世の中に広めたいのか、自分のしたい事が良く分からないまま、起業しました。
当時は、起業をしたくて起業をしてしまいましたので、ミッションも何も考えていません。

結果として、それが経営のブレにもつながり、メインの業務が時代によってコロコロ変わる会社となってしまいました。

初めて起業をすると、うまくいかない事の方が多いので、場当たり的な経営をしがちです。1ヶ月も売上げがないと、慌ててサービスを変えてみたり、広告をやめてみたり、といったことは良くしてしまう行為です。それで、色々やってみたけど、結局ダメでした。というのは良くあることです。

澤上会長はご自身がすべきこと、成したいことが、とても明確でした。その自信が、ブレない経営につながっているのだろうと思いました。

起業は楽しいのと同時に、大変な事がつきまといます。でも、自分のやりたい事が明確で、それをとことん追求すれば、結果は後でついてくる、ということを学ばせてもらったインタビューでした。

 




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