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起業家インタビュー RockNoble,Inc. 岩元 貴久 CEO

RockNoble,Inc.  岩元 貴久 CEO


ダイレクトレスポンスマーケティングは、非常に効果的だというのは分かるのですが、正直、胡散臭さが気になります。それは、なぜなのでしょうか?

どんなに立派で崇高な手法でも、それを使う人がどんな目的を持って、またその手法をどのように解釈して導入するかで、その評価は大きく違ってくるものです。

ダイレクト・レスポンス・マーケティングは、セールスレターの書き方に頼るところが大きく、ともすると誇張した表現を使って人の心理を煽るといったことが行われることがあります。

例えば、売りたいがためにセールスレターに「一ヶ月で億万長者になれる」などとありえないことをキャッチコピーに書いたりすることがあります。

そんなありえないようなことを信じてしまうのが、人の心理です。冷静に考えればわかるようなことでも、お金に困っていてお金に目がくらんでいると、そうしたキャッチコピーに釣られて、買ってしまうってこともなきにしもあらず。実際、そういった例が数多くありますから。

しかし、ダイレクト・レスポンス・マーケティングの本質は、キャッチコピーではなく、あくまで「与えたら返ってくる」法則に則って、見込み客との信頼関係からお客さまになっていただくという誠実なものなのです。

私がダイレクト・レスポンス・マーケティングを活用した情報商材の販売ノウハウを紹介したこともあって、「あのように人の心理を煽るようなビジネスを広めた責任は、岩元さんにもあるのではないか。」と言う方もいます。

私が意図したこととは違ったビジネスが一部で起ってしまっているのは、とても悲しい事ですが、本来のダイレクト・レスポンス・マーケティング、情報販売ビジネスは、健全で社会に役立つものであるということを申し上げたいです。

現在は、ダイレクト・レスポンス・マーケティングに個人的な関心はかなり薄くなったので、他の事業に取り組んでいる状況です。やはり、自分が楽しいと思えないことは、いつまでもやりたいとは思えないですから。

ビジネスに取り組む基本は、それをやることが楽しいと思えるかどうかだと思います。ビジネスは、業績だけを見えれば山あり谷ありの世界ですから、楽しいと思うことをするのが一番です。

ということは、マーケティングの手法は追求するけど、その手法だけを紹介するようなところからは離れてきている、ということでしょうか?

そうですね。ビジネスで成功する方法を模索すればするほど、本質的には人間とは何か?人生とは?自然の仕組み、宇宙のあり方といった思想的、哲学的なことに行き着いて、講演やコーチングでも自己啓発的な話を語ることが多くなっています。

結局、ビジネスはお客さまあってのことなので、マーケティングはとても重要なのですが、それでもマーケティングだけでは超えられないところが多くて、つまるところ、経営に携わる人の人間性に行き着きます。

ビジネスですから、利益を上げるのは命題です。一方で「やりたい事をする」という人としての欲求も満たすことです。人として自分がやりたいことをするという のは、人間行動の本質であると思うのですが、本質を追究しすぎると儲からないビジネスになってしまうこともある。そのあたりをどう調整するかがビジネスの 面白いところです。

そのためにはマーケティングのノウハウと言った知識がないと絶対に超えられないし、同時に人としての思想もしっかり持っていないといけないし、知識と思想はどちらか一方だけでなく、両方とも大切なのですね。そのバランスが本当に重要です。

大学でもマーケティング理論を教えていますが、実際の起業の現場ではほとんど使えない気がしています。どういうところから、起業家はマーケティングを勉強したら良いでしょうか?

大学で勉強するのは、知的な勉強じゃないですか。それはそれで面白いと思いますが、実社会の現場でその知識を使おうとすると、なかなかうまくいかないものです。

まだ、私がコンサルティングをしていた頃は、知識がそのまま通用していたと思います。でも、最近はほとんど通用しなくなりましたね。それはソーシャルメディ アの時代になって、顧客とのダイレクトなつきあい、パーソナルタッチの時代になってきたので人間的な要素が強くビジネスに影響してくるようになったのだと 思います。

そこで、マーケティングを学ぶのは教室ではなく、現場が一番です。私は、生活者の誰もが、実はマーケッターだと思っています。

実際に、私たちの誰もがマーケッターの顔を持っているのです。

たとえば雑誌を読んでいると、広告がたくさん掲載されていますよね。ほとんどの広告にはさらっと目を通すだけで、素通りです。でも、その中である広告に目がとまった。誰もがそういう経験をしていると思います。

これは、何を意味するかと言うと、雑誌に掲載している会社が知恵を絞って作成した広告を、コンサルタントのようにスクリーニングをして、その中から上手な広 告を判断した、ということになるわけです。目にとまらなかった広告は、それがダメな広告だったと判断したということです。

このように、プロ のマーケッターやコピーライターが作った広告を、私たちは、日々レビューしているんです。つまり、私たちはプロのマーケッターの上司であるかのように、彼 らの仕事をレビューしている。それだけのマーケティングのスキルを持っているから、それができるのです。このことに、ぜひ気づいて下さい。

これからは広告を見て面白そうだな、と思うことがあったなら「なんで自分はこれを良いと思ったんだろう?」と考えてみて下さい。「このキャッチコピーに惹かれたなぁ」とか、「このデザインの配色が注意をひいたなぁ」といった具合で、広告作成のスキルを磨くことができます。

日常生活で、私たちは街を歩きながら、様々な広告を見ています。そして、お店で何かを買ったときは、その後に「私はどうやってこの商品を見つけたのか?」 と、商品の存在を知ったプロセスを振り返るだけで、かなり実践的で役に立つマーケティングの手法を学ぶことができるのです。

教材があちこちにあるということですね

そうです。

大学の講義室でなく、外のほうが、実践的な教材がたくさんあるのです。

買い物をした人に「なぜ、それを買ったのか?」と聞いてみると、最終的には店員が誰だったかに行き着きます。つまり、購買決定の最終的な要因は「人」なのです。どんなに商品が良くても、店員の態度が悪いと買いません。

一方で、担当の店員に好感を持ったらすぐに買います。なので、マーケティングの行きつくところは、人です。人は、嫌いな人からはモノを買わないのですね。

それはつまり、広告には人はいないけれど、広告の向こう側にいる人と、顧客はコミュニケーションを取っている、と考えていいでしょうか?

やっぱり、人間性というのは伝わります。

岩元様は、今後、どのような社会や経営スタイルが来ると思われていますか?


「和」の社会だと思っています。そして、私は、「和」の社会がつくられていく中の、一つの役割を担いたいと思っています。

2007 年くらいまでは、私は、社会をより豊かにする知恵は、日本よりもアメリカの方が優れたものがあると考えていました。だから、アメリカの文献 をよく勉強し、セミナーもアメリカのものしか参加しませんでした。しかし、今は日本の智恵というか、東洋の智恵を、世界が必要としていると考えるようになりました。

世界のルールは、政治的にも社会的にもアメリカ的な考えが強く影響しています。しかし、現在の世界の状況を鑑みると、アメリカ的な思想を基にした社会は、いつまでも軋轢を持ち続けると思わざるをえないような状況です。現在の社会も広い意味では、バランスが保たれた調和のとれた社会といえるでしょう。 しかし、それよりももっと穏やかで、人々が公平で安心して暮らせる、より高いレベルの調和のとれた社会を築くには、日本の「和合」の精神が必要だと思うよ うになったのです。

「和合」とは、バランス思考です。プラス思考はマイナス思考を無視したり、避けたりするところがあるので、自然界の視点で考えると不自然であり、不完全です。日本の「和合」の考え方は、味方と敵を抱き参らせる、つまりプラスとマイナスの両方を必要なものとしてみなす考えです。

「和」の 考えについては、日本人であれば多くの人が「そうですよね」と直ぐに理解し、賛同してくれます。しかし、実際にはなかなか「和の精神」を行動に写してくれません。バランス思考ではなく、マイナスを避けたり、無視するプラス志向で行動します。その結果、プラスをもとめているのに、人生はプラス ばかりは起らないということにストレスを感じ、自らを苦しめています。

「和合」のバランス思考を、いかにして概念レベルではなく、もっと深いレベルでの気づきに昇華して、実際の行動につなげてもらえるような、何かよい 方法はないだろうか?と探し求めていた時に、2011年に人間行動学の世界的な第一人者であるドクター・ディマティーニが開発した「ディマティーニ・メソッド®」を知りました。

ディマティーニ・メソッド®は、量子力学、生理学、哲学、形而上学、心理学、神経学、天文学を基にして開発された 自己変革プログラムで、人生のあり とあらゆる出来事のプラス/マイナスの二面性を明らかにし、その両方がバランスが保たれていることを体験的に知ることになる画期的なメソッドです。

そこで私は、日本に和に基づく社会の構築を目指して、ディマティーニ・メソッド®を日本に普及していくためのプロジェクトを立ち上げました。




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