起業家にはメンターが必要!?

 

TAI85_jumpbiz20140823105007500スタートアップ業界では、良き指導者や助言を行ってくれる人などを「メンター」と言い表す事が多くあります。起業したての頃には税務などの手続の事から、実際の業務内容に至るまで、実に様々な面で右も左もわからないという状況に陥る事が少なくありません。そこで、「メンター」を持つ事が非常に重視されるのです。今回はメンターをどのように見つけるべきなのか、また、メンターとはどのような付き合い方をした方が良いのか等について考えてみます。

 

1 どんな人をメンターにするべきか?

メンターと一口に言っても、年齢、バックグラウンドなど実に様々な要素があり、簡単にはどんな人がメンターとしてふさわしいか判断できません。誤った人をメンターにしてしまう事で、自らの成長の速度を落としてしまう事も十分考えられる事です。例えば、あなたならどんな人をメンターとして選びますか?多くの人が自分が憧れるようなキャリアや社会的地位を持っている人を思い浮かべると思います。しかし、そういった位置にいる人は往々にして時間が無かったり、なかなかメンターになってくれるのが難しかったりします。自分との距離が遠すぎてやる気を無くしてしまう事も考えられるでしょう。最も大切なのは、世間の評価ではなく、自分が尊敬できるかどうかという点です。尊敬できないのに、世間から評判が良いという理由だけでその人をメンターにしてしまってもモチベーションは上がらず、あまり高い効果は期待できません。出来る限り、身近で自分が尊敬出来る人をメンターにする事が良いでしょう。

 

2 メンターとの付き合い方

基本的に、メンターになる人を決めたら、その人の良い所全てを吸収するつもりで接しましょう。自分の中の疑問を解決する為だけにメンターの人を利用するのは失礼ですし、もったいないです。もっと、がっつりと全人的に付き合ってみましょう。例えば、「ごちクル」というケータリング商品を提供するデリバリーサービスを運営しているスターフェスティバルの創業者、岸田祐介氏には、小澤隆生氏というメンターがいました。小澤氏は1999年にビズシークを創業、この企業が2001年に楽天に買収されると、楽天の役員としてオークション事業に従事、その後、楽天イーグルス設立時には取締役事業本部長として陣頭指揮をとった人物です。岸田氏は楽天時代の上司であった小澤氏が小澤総研を立ち上げると聞いて、すぐに小澤氏のもとに駆けつけました。その岸田氏に小澤氏は「給料は出さないが、来ていいから黙って見て技を盗め」と言ったといいます。そして、小澤氏のもとで半年間、学んだ岸田氏は「ごちクル」立ち上げへと進んだのです。もしも岸田氏が、起業に関する表面上の疑問点のみを解決するために小澤氏に接していたとしたら、現在のような成功は無かったかもしれません。メンターとは寝食を共にするぐらいの気持ちで付き合ってみましょう。

 

3 メンターとは言うものの

スタートアップ業界の記事を探すと、メンターがいかにも「スタートアップ的に特別な何か」であるように印象付けるような書き方をしているものを多く見つけられます。しかし、良く考えてみて下さい。メンターも、一人の人間です。あまりにも相手をメンターとして認識しすぎてしまい、関係がぎこちなくなってしまう事もあります。メンターであっても、まずは人間と人間との付き合いを心がけましょう。メンターは、日本ではなかなか浸透していない概念ですが起業する際には非常に重要であるといえます。

 

 


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